1:1の比較 (セルとセルの比較)

CLEAN関数 - 改行を無視した比較

説明
=CLEAN (文字列)
「文字列」の改行などの印刷できない文字を削除します。
削除する文字はASCIIコードの先頭32文字(0〜31)です。
この関数の結果を比較することで、改行を無視した比較が可能です。
例1"A" & CHAR(10) & "B"の改行を削除します。結果は"AB"となります。
=CLEAN("A" & CHAR(10) & "B")
例2A1の改行を削除します。
=CLEAN(A1)
例3A1とB1の改行を無視して比較します。
=CLEAN(A1)=CLEAN(B1)
応用改行を無視して比較する。同じ場合はTRUE、異なる場合はFALSEを表示する。
CLEAN関数を使って、改行を無視して比較します。
等号を使った場合は改行が異なるとFALSEになりますが、CLEAN関数を使った場合はTRUEになります。
=A1=B1等号の場合は、改行が異なるとFALSEと表示される。
=CLEAN(A1)=CLEAN(B1)CLEAN関数の場合は、改行が異なってもTRUEと表示される。
応用改行を無視して比較し、同じ場合は"同じ"、異なる場合は"違う"を表示する。
IF関数を組み合わせることで、比較結果に合わせて表示内容を切り替えることができます。
=IF(A1=B1,"同じ","違う")
=IF(CLEAN(A1)=CLEAN(B1),"同じ","違う")